法話

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どんなときも

法話   2021/10/02
2021年10月02日放送

おはようございます。新得町 永福寺 大崎 道春です。
例年より暑さの厳しい夏、ストーブをつけたお盆や彼岸も過ぎ、豊穣の季節を迎えようとしています。
本日は「どんなときも」という演題でお話をさせて頂きます。
五月の中旬、療養中の友、修行時代の同期の自宅に伺った時のことです。
呼び鈴を押して玄関の戸を”ごめんください”と言いながら開けると、茶の間から奥さんが「あら道春さん!」私は間髪入れず「いるかい?」「ちょっと待って」と応接間に通されました。暫くして友は姿を現し、ゆっくりとソファーに座ります。それから春に東京の大学に入って寮生活をしている息子さんの話や自分たちも三十五年くらい前に同じような経験をしているので昔話に花が咲きました。友の状態も聞かせてもらいます。途中、疲れたのか友は席を外しました。戻って来た時友はすぐに座らず部屋の片隅にあったダンボールから三角形のマッチ箱を取り出し、私に「最後のメッセージ」と言って渡してくれます。
マッチ箱には梅の花を装った観音様とその反対側には詩が書かれていました。

いつも笑顔で

つらい時に笑っていよう
悲しい時に笑っていよう
苦しい時に笑っていよう

更にその隣には隣には二番目の娘さんが卒業記念に記念に太い筆で力強く書いた「笑」、わらい、「笑」(しょう)という一文字が印刷されていました。この言葉に私は友が自分を鼓舞し、励ましている姿と、友の家族やお檀家さん、縁のある方々にどんな時も笑顔を忘れない!という願いと祈りを感じたのです。
その後程なく帰宅の途に就きました。
また、顔 見に来るから!

新得町 永福寺
大崎 道春

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