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「成道について」

法話   2015/12/05
2015年12月05日放送

来る十二月八日は、仏教を開かれたお釈迦様が、この世の真理をお悟りになられた日、成道の日です。「成道」とは道が成ると書き、仏道の修行を完成し悟りを開くことです。
 今から約二千五百年前に、お釈迦様はシャカ族の王子としてお生まれになりました。しかし、生老病死などの苦しみを知り、苦悩し、その解決のために王子の地位、愛する妻子を捨てて出家なさいました。それから生死をかけた激しい苦行を六年もの間続けられましたが、極端に偏った修行では悟りを得ることが出来ないことに気づき、苦行から離れました。
その後、ブッダガヤの菩提樹のもとでひたすら坐禅を組まれ、八日目、十二月八日未明に明けの明星を仰いだ時、お悟りを開かれたと言われております。そして、八十歳で入滅されるまでの四十五年間、布教の旅を続けられました。
 その後、その教えを弟子達が後世に伝え、祖師方によって脈々と受け嗣がれ、中国、そして日本に伝わり、今こうして私たちが仏法に触れることが出来ています。これはとても有り難いことだと思います。
 曹洞宗でよまれるお経、修証義(しゅしょうぎ)の中に「人身得ること難し、仏法値うこと希なり」という一節があります。人間として生まれてくることは非常に得難いことであり、その上、仏様の教えにめぐりあうことも滅多にないことなのです。
 生きていることが当たり前のように感じてしまう毎日ですが、成道の日という機会に御仏壇の前で、人身を与えてくれたご先祖様と、仏法に出会わせて下さったお釈迦様に、報恩感謝のこころで手を合わせてみませんか。

北斗市 清川寺
本間 俊介

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