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「盂蘭盆会(うらぼんえ)」

法話   2014/08/16
2014年08月16日放送

夕方の全国ニュースを観ていて、ふと疑問に感じたことがあります。GW(ゴールデンウィーク)などの連休の時には「観光客による渋滞」と言うのに対し、お盆の時には「帰省した方々によるUターンラッシュ」と言葉を換えているのです。「お盆の時には帰省するもの」というイメージが、なぜ定着しているのでしょうか? そこでお盆の由来について調べてみました。
「お盆」は、正しくは「盂蘭盆会」と申します。この語源はインドの古い言葉「ウランバナ」で、「亡くなった後も飢えや渇きに苦しんでいる状態」を表していると言われています。お釈迦様の弟子で特に修行を重ねた目蓮は、亡くなった母親が上に苦しんでいる事を知ります。亡き母の苦しみを何としても救いたいとお釈迦様に相談し、教えていただいた通りに供養すると亡き母親は飢えの苦しみから脱することができた…という故事が「お盆」の由来となっていました。
自らの父母、その父母にもそれぞれ父母がいて、そのまた父母がいる…つまりは「ご先祖さま」へと溯っていく。だからこそお盆になると、私たちは自分の命の源に手を合わせるのです。このご先祖さまへの感謝の気持ちが、「お盆の時には、先祖が眠る故郷(ふるさと)に帰省するもの」という形へと定着していったのでしょう。
今日は8月16日、お盆の法要の為にお寺にお参りする方も多いことでしょう。都合がつかずお参りに行けない方も、ご先祖さまへの感謝の気持ちを胸に、そっと手を合わせてみてはいかがでしょうか?

厚岸町 吉祥寺
斎藤 章道

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