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「供養」

法話   2013/07/06
2013年07月06日放送

先日、私が「M」さんのお宅にお参りに伺うと御仏壇にその日の朝刊、新聞が置いてありました。私はなぜ、新聞が置いてあるのか?不思議に思い、「M」さんにたずねてみました。すると「M」さんは、「ウチの人、朝起きたら必らず一番に新聞を読む人だったからね…。お茶飲みながらさ…。だから私、まず朝起きたらウチの人に新聞供えて、それから熱いお茶供えるんだ。」と、教えてくれました。「M」さんは、御主人を亡くされてからずっとそのように供養をされてきたそうです。私はその「M」さんの亡くなった御主人への思いを込めた、まるで御主人が生きているかのようなその供養の姿に、本当の供養のあり方について教えて頂きました。
今はもうその姿を見ることもできないし、何も言ってはくれないけれども、亡き人を忘れずにまるで生きているかのように、亡き人が喜ぶように自分のできることを精一杯にする。それが、本当の供養のあり方なんだと教えて頂きました。皆さんの大切なそして大好きな今はもう亡き人へ、思いを込めて、亡き人が喜ぶような生き方をする。今の自分を見て、亡き人が悲しむような生き方をしない。その皆さん一人一人の良い生き方、その良い行いを続けて幸せに生きる姿こそが本当に亡き人が喜んでくれる、最高の供養であり、最高の恩返しなのではないでしょうか?
私達一人一人が、亡き人を忘れずに思いを込めて自分ができることを精一杯にする。そして、亡き人が今の自分を見て悲しむような生き方ではなく、喜ぶような生き方をし続ける。それが、今を生きる私達と亡き人が共に支え合うことができる、心と心が通じ合う供養なのではないでしょうか?

江差町 観音寺
松村 直俊

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