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「ごきげんよう」

法話   0201/06/07
2014年06月07日放送

現在、放映中のNHK連続テレビ小説「花子とアン」では「ごきげんよう」という挨拶を よく耳にします。そこで「機嫌」について調べてみました。 辞書を引くと、その解説に
①表情に現れる態度の良し悪し
②人の意向や思惑
③そしり嫌うこと・嫌悪すること
④時機・潮時
とあり、驚いたことに「そしり嫌うこと」の例文としてわが道元禅師の「時人の機嫌をかへりみず、誓願の一志不退なれば云々(正法眼蔵行持)」ということばがあげられているではありませんか。
更に、この機嫌ということば、元々は仏教の戒律の一つ「息世譏嫌戒」から出たことばだということを知りました。この戒は「時の人々のそしり嫌いを受けないようにしましょう」というものです。しかし道元禅師のおことばは敢えて、時の人々の機嫌をかえりみないで、一心に仏道に励むべきである、ということが説かれています。この場合、人の機嫌とは、今風に言えば社会的評価とか、評判ということになります。
勿論世間の人々に、立派な人・力のある人・きちんとしている人というような高い評価を受けることは素晴らしいことです。しかし、敢えてそれらを考えず自分ができることに全力を尽くすことが大切なのです。「第三者の評価を意識した生き方はしたくない。自分の納得した生き方をしたい」とは、有名なイチロー選手のことばです。 私たちもかくありたいものであります。
それではみなさん、ごきげんよう さようなら

札幌市 真龍寺
飯田 整治

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