良いお風呂の日
法話
2026/04/26
2026年04月26日放送
おはようございます。岩見沢市孝全寺 安彦智峰です。
本日4月26日は語呂合わせで、良い風呂の日。今ではお風呂に入ることは当たり前のこととして、誰もが行っておりますが、このお風呂に入るという習慣は仏教の影響が大きいと言われております。
温室経というお経には、古代インドの名医であったギイキがお釈迦様とその弟子たちに、汚れを洗い落とし、病気にならないようにと入浴することを勧められたことが説かれております。そのことをお釈迦様はとても称賛されて、七つの道具を用いて入浴すると、七つの病を取り除き、七つの福をもたらす、と説かれ、弟子たちに入浴することを勧められました。この教えは日本でも広まり、お寺では入浴する施設が作られ、修行僧や信者達だけではなく、様々な人々にも開放され、社会事業としても、衛生面でも重要な役割を果たしてきたそうです。
入浴、と言っても当時は蒸し風呂が主流だったそうで、今のように首までお湯につかるのは江戸時代以降の事。お風呂に入ることで心も体も奇麗にして病気を防ぐ。今も昔も大事な行いです。
私たちがお風呂に入る時には
沐浴身體(もくよくしんたい) 當願衆生(とうがんしゅじょう)身心無垢(しんじんむく) 内外光潔(ないげこうけつ)
私たちがお風呂に入るのは、身と心の汚れを落とし、内も外も清らかになりますように、とお願いと決意を持って入浴いたします。
その清らかな体と心で人と接したのならば、その人の身と心も清らかにすることができる、そう願って今日も有り難くお湯をいただきます。
岩見沢市孝全寺
安彦智峰
安彦智峰

