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涅槃会

法話   2019/02/02
2019年02月02日放送

おはようございます。夕張市 実相寺 夏目裕介です。
曹洞宗では、二月十五日はお釈迦様の命日とし、涅槃会といいます。涅槃とは苦しみの根源である肉体が滅び、煩悩の火が吹き消された静かな悟りの境地を表すことです。
お悟りを開かれたお釈迦様は四十年以上にもわたり、人々に教えを説く旅を続けられました。その旅の最後の地となったのは、クシナガラという所でした。このクシナガラでお釈迦様は弟子たちにこうお話になられました。「私が亡きあとは、私ではなく自分自身をよりどころとし、私が伝えた教えをともし火として歩んでいきなさい」このようにお釈迦様は、個人崇拝の対象となることを否定され、弟子一人一人が自立して進む事を求めたのでした。そして最後に「あらゆるすべてのものは常に移り変わりゆく。怠らずに精進しなさい」と弟子たちに告げて涅槃に入られました。この教えは、今日を生きる私たちにとっても大切な教えとなっております。
人が亡くなるということは、悲しく辛い事であるのは間違いありません。ただ仏教では、死というものを単に悲しいものとのみ捉えることはせず、死を涅槃と呼ぶことで亡くなってようやく煩悩から解放され、真の安らぎをもたらすと考えれれています。
お釈迦様が伝えたように今の時代もあらゆるすべてのものは常に移り変わります。私たちが生きてく中でこの世の真理を探求し、自分の考えに執着する事なく、他人の言うことによく考えないで、信じたりせずに本当に正しいことを知らなければなりません。それを知るために日々精進して生きていかなければならないのではないでしょうか?

夕張市 実相寺
夏目 裕介

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