そなえよ つねに
おはようございます。美唄市東禅寺 谷口哲章です。
春から秋にかけて、野外でのバーベキューや自然の中でのキャンプは大変楽しいものです。特に小さな子供がいたときは何度か経験された方が多くおられると思います。
私は長年曹洞宗スカウト協議会に所属して、これまで多くのキャンプを経験しました。
『そなえよ つねに』
これはボーイスカウト日本連盟のモットー・活動の目標です。イギリス発祥のこの活動は小学生から大学生までの各年代別の知識・技能を野外での活動の基盤として様々なプログラムを通して、行うことにより学びます。そして『信仰心を養い、育てる』これも重要な要素であり、曹洞宗を含む仏教各宗派も協力関係にあります。年少の時から、食事の作法で手を合わせる事や先祖や自然に感謝することから始めます。
さて、最近は地震・津波・強風・水害・雷・冬の大雪などの自然災害が頻繁に起きています。しかし私たちは、この自然からの多くの恵みのおかげで生かされているのも事実です。
大本山永平寺を開かれた『道元禅師さま』は
春は花 夏ほととぎす
秋は月 冬雪さえて
すずしかりけり
「春が来れば花々は見事に咲き誇り、夏にはホトトギスなどが大空を飛び交い、秋には月が鮮やかに空に浮かび、冬には雪が澄みわたり、四季すべての自然が清々しい」と詠われています。我々も日本の四季はそれぞれのどの季節も素晴らしいと感じております。けれども自然災害はどの地域・どの場所でも、いつの時間でも突然やってきます。
『そなえよ つねに』これは災害などの時の非常用の食べ物や備品ばかりでなく、その時の心の在り方が「人とのつながり・お互いの支え合い・そしてともに生きる」これが一番大切で必要なことだと気づき、日常の何気ない毎日の生活から備えていきたいものです。
谷口 哲章


