おはようございます、和寒町　隆国寺　池田尊候です。
今年も早7月、もう後半戦にな入りました。皆さんはお正月に立てた目論見通りに生活できていますか？私は、忙しい年になることは解っていましたが、予定に追われて何とかぎりぎりでこなしながらここまで来ております。
5月には新しい時代「令和」を迎えました。上皇陛下は平成の時代を振り返って、自然災害の多い時代であったけれども、戦争のない時代として終わることを心から安堵していると述べられました。平成は日本近代史の中で初めて戦争の無い時代だったのですが、皆さんは意識したことがありますか？今も世界のどこかでは必ず戦争が起こっています。平和な国に生まれて生活できること、この有難さを実感していますか？これおは当たり前のことではないのです。上皇陛下のお言葉は本当に重みのあるお言葉です。私たちが意識できていない、実感できていない、この有難い平和な日本の生活を改めて気づかせて頂いたお言葉でした。
先ほど私は忙しくて大変だと話しましたが、忙しくて色々な方とかかわって、いろいろな行事を行って行けることは平和であるからこそできることであります。本当にありがたいことなのです。しかしながら、視点がずれてしまうと、自分だけが中心になってしまうと、自分のそろばん勘定だけを基準にしてしまうと、たちまち不平不満になってしまいます。
皆さんは、自分がどうゆう状態に置かれているのか？冷静に観察して正しく判断できていますか？自分のそろばん勘定ばかりでなく、俯瞰的に全体を見渡して、周囲の環境、その中で生活する自分の状況を冷静に観察して判断すると、感謝できること、当たり前ではなく本当は有難い事がたくさん見えてくるはずです。是非、姿勢を正し、息を整え、心を落ち着けて自分の状況、周囲の状況を冷静に観察し洞察する時間を持ってみてください。