丙午
「曹洞宗の時間」をお聞きの皆様、新年あけましておめでとうございます。北海道管区教化センター統監 由仁町常福寺 山川章順です。
令和八年丙午(ひのえうま)年の新春を寿ぎ、健やかなる年をお迎えされることとお慶び申し上げます。
さて、本年の干支は「丙午(ひのえうま)」午年です。千支には古来より意味があり、それによると「丙」は「炎のように燃え上がる火」という意味で、「午」は「真夏の火」を意味するそうです。火の力が重なる干支とされ、勢いの強さや激しさ、情熱を意味するといわれてきたそうです。
かつては「力が強すぎて制御できなぃ」「丙午の年は火災が多い」などと考えられ、不吉な年とされた時期もあるようですが、現在では、情熱や行動力を象徴する干支として前向きに語られており、激しさを力に変え、逆境を乗り越えていく力を授けてくれる年とされています。
干支の午という字を大辞泉で調べてみると、十二支の7番目、昔の時刻の名で現在の正午前後の2時間、陰暦5月の異称、とあります。
馬にまつわることわざなどには「馬が合う(気がよく合う意気投合する)」「馬の耳に念仏・馬の耳に風(いくら意見をしても全く効き目のないこと)」「馬は馬連れ(同類のものが共同することによって物事がうまくいくこと)」「馬には乗ってみよ 人には添うてみよ(馬の良し悪しは乗ってみなければわからない、人柄の良し悪しはつきあってみなければわからない)」など、良かったり悪かったりと色々なたとえに使われております。
物価高や悲惨な戦争、トクリュウやSNS等の犯罪、クマの出没による事故等、様々なニュースを見聞きする昨今ですが、今年は「ひのえうま」年なのですから、情熱や行動力を象徴する干支として前向きにとらえ、激しさを力に変え、逆境を乗り越えていく力を授けてくれる年になれば良いな、と思っております。
山川章順


