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坐禅没頭

法話   2020/12/05
2020年12月05日放送

おはようございます。札幌市 真龍寺 飯田全祥です。
今年も最後の月である12月となりました。12月の初旬と言えばお釈迦様が12月の1日から坐禅を続け、8日目の明けの明星を見て悟りをひらかれた日であり、仏教の中でも重要な期間でございます。
今年はコロナウィルスの影響で毎日のように朝と夕にテレビの報道番組に向かっておのずと坐禅をしている方も多いのではないでしょうか。
曹洞宗ではお釈迦様にあやかって1日から8日の朝まで坐禅を行います。私が修行をした大本山永平寺でも坐禅を特に行います。
共に修行をする雲水と眠気を撃ち払いながら徹夜で坐禅をする日もありました。
私の場合は疲れからか目の前の畳がせりあがってくるかの様な幻覚を見ました。実際には畳がせりあがってきたわけではなく、自分が眠気から畳に倒れていただけなのです。
この様な終わりの見えない坐禅三昧に最初の内は「いつになったらこの坐禅は終わるのだろう」とふと考えてしまうこともありますが、8日目の朝には「大変だったけど気が付いたらあっという間だったなぁ」と驚かされるものです。
この様にあっという間に時間が過ぎ去ってしまうのはまさしく自分を忘れるほどに没頭しているからなのです。
皆さんも子供の頃には興味があることをする時、タイムマシンに乗ったかのように時間はあっという間にすぎますよね。
このコロナ禍も今は「いつになったら収まるのだろう」と考えがちですが、いつしか「大変だったけど気がつけばあっという間だった」と言えるように自分を忘れるほどに全力で坐禅や自分の目の前にあることに没頭してみてはいかがでしょうか。

札幌市 真龍寺
飯田全祥

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