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「座禅」

法話   2018/09/08
2018年09月08日放送

おはようございます、由仁町 常福寺 山川大順です。
座禅をしておりますと、すぐに頭の中に様々な思いが浮かんできます。それはやがて、ありもしない妄想へと発展します。そのありもしない妄想で腹を立てたり、憂いたり。そんな風になってしまうことがあります。

日常でも、頭の中には様々な「思い」が浮かんできます。
そんなとき皆さんはどうしますでしょうか?
私の場合は、その「思い」を元に、自分にとって心地いいものを善として、なんだか自分にしっくりこないものを悪い、としてしまいがちです。
例えば、褒めてくれる人の言葉にばかり耳を傾けてみたり。はたまた、図星を言われて、ムキになって反論してみたり。こうしてまた、ありもしない妄想へと繋がって行くのです。
では、私たちは、これらの「思い」が浮かんできた時どうすればいいのでしょうか。

「嬉しいは嬉しいまま。悲しいは悲しいまま。座禅をしている時の雑念は雑念のまま。それらはみんな放っておく。だから座禅をしたらどうなるか考えず、理解なしにただ座っていればいいんです。」とは、大本山總持寺 板橋興宗禅師の言葉です。

頭の中に浮かんでくる様々な思いに善いも悪いもつけない。そしてそのまま放っておく。どんな思いを抱こうが、追いかけずに放っておく。というのが、自分の「思い」に振り回されない秘訣なのです。

座禅は、今の自分がどんな状態なのかを、ただ知る時間。知ってもそれを頭の中でどうこうしようとせず、そのまま放っておく。そしてまた改めて姿勢と呼吸を正して、座っていきます。
日常にそんなひとときを作るのは決して無駄ではないはずです。

由仁町 常福寺
山川大順

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