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遺族への言葉

法話   2018/08/11
2018年08月11日放送

おはようございます、七飯町 明林寺 國下豊隆です。
本日は、遺族の言葉ということでお話をさせていただこうと思います。
あなた方を残して旅立たれた個人の胸中をお察しいますと、この世の無常を感じ深い悲しみで胸が一杯になります。個人は形としては無くなっても、これからも家族の心の中で生きています。それは永遠に変わりません。個人のやさしさ、誠実さもみんなあなた方に受け継がれていくでしょう。涙がとめどなく流れこともあるでしょうが、涙は心を洗ってくれます。あなた方がこんなに辛いのは故人を深く愛した証であり、個人と過ごした時間がとても幸せだったからです。
私たちの人生においては必ず生きる悲しみというものが付いて廻ります。お釈迦様はこの娑婆世界は苦海であり忍士であるとお示しでございます。人がどれだけ華やかに明るく振舞って外見上喜び一杯で生きているようにしていても、その裏側は苦しみが例外なく備わっています。生きる上で悲しみはどなたにも例外なくあるのです。暗闇から抜け出るには、ほんの些細なことでもいいから喜びを見つけることだといいます。故人もあなた方も共に新しい人生のスタートを切ったのです。故人があなた方に望んでいるのと同じ様にあなた方も故人のこれからを供養を重ねることによって応援してあげてください。愛する人の旅立ちに際し、すがって追って泣き続けるよりも、感謝し優しく見送ることの方が、ゆく人はきっと喜ぶと思います。そしてそれはあなた方の喜びにもなります。
「また来世で逢いましょう、美味しい食事をしながら、笑いながらこの世であった出来事や来世のことなど語り合いましょう、さようなら、ありがとうございました」など語りかけてお見送りするのはどうでしょうか。そうすると故人は、子供さんたちには「生まれて来てくれてありがとう、そして一緒に暮らしてくれてありがとう」両親や伴侶の方には、「いつも家にいてくれてありがとう、楽しかったよ、またいつかどこかで会いましょう」と答えてくれていると思います。

七飯町 明林寺
國下豊隆

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