法話

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「合掌」

法話   2016/01/09
2016年01月09日放送

昨今、合掌は仏事の作法と考える人が増えてきています。
しかしながら、本来の合掌の意味は感謝する心、敬う心、尊ぶ心を形として表したものなのです。
例えば食事のとき、手を合わせ「いただきます」、「ごちそうさまでした」という。この様な教えはどこのご家庭でも教わったことです。なぜ、食事の時に手を合わせるのでしょうか。
それは、食事を作って下さった方、また、その途中に沢山の人々の手を経て、今、目の前の食卓に上がるこの食べ物を頂くことができる。 その日、その時の栄養源となり一日元気に暮らすことができる。
そのことに素直に感謝をすることが「いただきます」、「ごちそうさまでした」と言う言葉につながってくるのではないでしょうか。
それではなぜ、亡くなった方々に手を合わせるのでしょうか。
この世に生を受くるには、必ず両親が必要です。
その両親にはそれぞれの親、そのまた親にもそれぞれの親がと、数限りなくその命の鎖は繋がっていきます。その多くの人が繋がりあってこそ、今の自分の生活が成り立っているのです。
その思いが、感謝する心、敬う心、尊ぶ心として亡くなった方々に手を合わせる動作に繋がっていくのです。
亡き人だけでなく、感謝する人にも、物にも素直に手を合わせられるように心がける事が、日常生活において大切なことなのではないでしょうか。

苫小牧市 中央院
荒澤 道範

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