法話

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2010年2月20日放送

法話   2010/02/20
2010年02月20日放送

昨年の12月、インドを訪れ、お釈迦様に関係深い地をお参りしてまいりました。
お釈迦様は今から2600年前に80歳でお亡くなりになられました。 80歳を迎え、自分の最後もそう遠くはない、そう感じられたのでしょう。自分の生まれ育った地にて最後を迎えたいと、当時住まわれていたラージギルという場所から、お生まれになったルンビニーへ約400kmにも及ぶ最後の旅を始められました。
しかし、その思いは届かず、途中クシナガラという地にてお亡くなりになりました。 私たちの旅の3日目は、お亡くなりになったクシナガラより、出発点ラージギルへの道のりでした。
途中、ヴァイシャーリーという町を通ります。この町は生前お釈迦様が大変好まれた町と言い伝えられています。長い距離の移動でしたので、その町へ到着したときはもう夕方でした。緑の芝生の中にたたずむ赤茶色の煉瓦の遺跡、それを囲むように茂るマンゴーの木々。少しほこりっぽい空気の中で、夕日が真っ赤に大きく浮かび上がります。そんな美しい景色をみていると、2600年前にお釈迦様がここに立ち、弟子たちに説法しているご様子が目の前に浮かぶようです。
お釈迦様はこの地にてこうおっしゃったと言われています。
「この世界は美しいものだし、人間のいのちはすばらしいものだ」
それは、2600年前から続いている私たち人間へのやさしく、力強いメッセージです。今のような時代だからこそ、もう一度いのちのすばらしさを感じ、感謝することが必要なのではないでしょうか。このメッセージをしっかり受け止めていかなければいけない。ヴァイシャーリーの景色を見ながら、そう私は感じました。

北見市 白麟寺
副島 豊道

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