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「合掌の意味」

法話   2018/12/29
2018年12月29日放送

おはようございます、士幌町 全龍寺 齋藤祥貴です。
本日は「合掌」についてお話しさせて頂きます。
皆さんは普段、様々な場面で合掌をする機会があるかと思います。例えば、食事をする際の「いただきます」や「ごちそうさま」、誰かに「ありがとう」のお礼や「ごめんなさい」と謝罪するとき、そしてお仏壇の前で亡き方へお参りするとき等です。では、これらのような合掌をする場面で共通することとは何でしょうか。その答えは合掌の意味をご理解頂ければお気付きになるかと思います。
「合掌」というのは読んで字の如く、両の手のひらを合わせる所作を言います。特に我々仏教の考えでは、「右の手のひらには仏様・御先祖様の心が詰まっており、左の手のひらには私たちの心が詰まっている。両の手のひらを合わせることで、仏様や御先祖様と我々とが心を一つに通じ合わせることが出来る」というように言われております。
さて、先程の場面に共通することはお分かりになりましたでしょうか。その答えは、「相手に自分の気持ちを伝えたい」ということです。食事では料理を作ってくれた方や植物・動物の命を頂く事への感謝の気持ち、お参りでは故人を偲ぶ気持ち。「感謝」「申し訳なさ」「尊さ」これらの思いが湧き起こると、自然と合掌という形になって体現されているのです。合掌を通して、自分の気持ちと相手の気持ちが重なり合い、心が一つになっていくのです。皆様も相手に素直に気持ちを伝えたいときには、ぜひ合掌をしてみてはいかがでしょうか。
今年も残すところあとわずかとなりました。今年も一年無事に生かされてこの命に感謝をし、また来年も皆様方が一年無事平穏でお過ごし頂けますよう合掌にてお祈りいたします。

士幌町 全龍寺
齋藤祥貴

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