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「修行しているその時が、彼岸に到っている時」

法話   2018/03/17
2018年03月17日放送

明日はいよいよ彼岸の入りです。お彼岸とは春分の日と秋分の日を中日とした前後3にちずつ、合わせて7日間の期間のことを言います。その期間には、お寺やお墓へご先祖様の供養に行かれる方も多いと思います。
”私たちが住んでいるこの世界を、こちらの岸と書き『此岸(しがん)』といい、煩悩の川を挟んでその対岸にあるさとりの世界・仏の世界を『彼岸(ひがん)』という。そして、こちらの此岸からあちらの彼岸へ渡る為に修行をするのだ”と、よく言われております。
しかし道元禅師は、私達は彼岸にいるから修行ができるのだと説かれております。
此岸と彼岸を分けるのではなく、遠くの彼岸を目指すのではなく、修行しているまさにその時が彼岸に到っている時なのだ、ということです。
曹洞宗梅花流詠賛歌の彼岸御和賛という中にも、その一節がありますのでお唱え致します。

心を定めて腹を立てず 祖先に祈り込めてこそ
彼岸を迎う親も子も ああいまひらくこの悟り
嵐もしばし雪もやむ

このお彼岸には、坐禅をして心を定めてみませんか。その時が、彼岸に到っている時です。

札幌市 峯光寺
小野 隆見

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