法話

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「文月」

法話   2017/07/01
2017年07月01日放送

早いもので今日から七月となりました。日本では古来、文月(ふみづき、ふづき)と呼んでおりますが、これは短冊に歌や字を書き、書道の上達を祈った七夕の行事に因み、「文披月(ふみひらづき)」が転じたとされる説が有力なのだそうです。
その七夕と言えば7月7日となりますが、これは旧暦での話で、いわゆる新暦を採用して以降は毎年、日にちが異なるのだそうで、例えば旧暦の七月七日にあたるのは今年は八月の二十八日。しかし、毎年日にちが違うのでは都合が悪いということで、旧暦の七月七日の日付だけをそのまま残して、新暦でも七月七日に七夕を行っているのだとか。
そんな旧暦の影響を受けているものにお盆があります。お盆休みといえば八月というのが主流となっておりますが、旧暦では七月十五日。現在でも東京などの一部の地域、北海道内でも七月にお盆参りを行っている地域がございます。
暦によっては旧暦を記してあるものもありますが、二十四節気や七十二候など、日本の風土を表すには旧暦のほうがしっくりくるような気がしますね。
暦の上では明日は半夏生。大本山永平寺では一年間の行いを顧み、自らを反省し懺悔する法要、大布薩講式が営まれます。
二時間以上にもわたる法要で、そのほとんどが正座と合掌。永平寺での修行中にはとても苦痛でもありました。日頃の行いを反省し、また新たな気持ちで日々を迎える。苦しい法要ではありましたが、終わった後の気持ちは一層清々しいものでもありました。
罪の大小にかかわらず心から反省の気持ちを起こす。反省の心を持って日々生活してまいりたいものです。

岩見沢市 孝禅寺
安彦 智峰

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